ウィザード×ウィッチ 四話

 

そこは漆黒の暗闇の中だった。

黒い服装に身をまとった男がいた。彼は座っていた彼の目の前には水晶玉が1つあった。

そうして彼の前に颯爽と不気味な風が噴出した。

その中からやはり黒い服装にみをまとった耳のとがった少年が現れた。

少年はひざをついた

「ラッシュ様」

「・・・なんだ?」

「ついに伝説のウィザードが目覚めてしまったようなのです。」

男は一瞬驚きながらも 広げていた足を組み始めにやついた

「・・・ほぅ・・目覚めたか。 ・・ふ、まぁいいだろう そのほうが楽しいからな。」

そうして今度は奇妙な声を上げて笑い始めた

「この暗黒の力がどんなものか思い知らせてやる・・・」

そうして闇へと消えていった。

 

 

目が覚めるとそこは見覚えのあるところだった。

サクは寝てたのだとおもうと 身を起こし頭をかきながら

辺りを見渡した。 

(・・・・・ここはぁ・・・・)

結構寝ぼけていたサクは辺りを見渡すとボーっとし始めた。

すると ドアが開き人が入ってきた

「・・・・ ぉ!サク・・ 目ぇ覚めたか!」

「・・・・・・・・・・」「ぁあぁ! ロジックさん!!」

ようやく寝ぼけから覚めたサクは我に返りここが村長ロジックの家だと分かった。

そうして 昨晩のことも同時に思い出したのだ。

怪物が現れ それを自分が倒した・・ということを・・

「・・・・サク・・ 昨日はありがとうな・・」

やっぱり自分だったのか・・と考えた

「あの・・・ やっぱりオレがあの怪物を倒したんですか?・・・・」

「・・・・・あぁ・・そのようだ」

そうロジックがいうと 立てかけてあった杖をサクに差し出した

「・・・!こ・・これ・・」

それは 昨晩怪物を倒したときに使ったものだと実感した。

少し困惑しているサクにロジックはサクをじっと見つめて決意したように口を開いた

「・・・サク・・・お前は・・ 伝説のウィザードだったんだな。」

伝説のウィザード! このときサクは昨晩危うく怪物に殺されかけた寸前の出来事を思い出した。

何かがサクを呼び「目覚めよ伝説のウィザード!」 と姿がなかったが声だけドコの音よりも

大きく聞こえた事を・・・ サクの頭は疑問だらけになった

「・・・・ その・・伝説のウィザードって なんなんですか?」

杖を握り下を向きながら聞いた

ロジックは座っていたサクの隣にすわった

「あぁ・・まず・・この国のことから話そう」

サクはまだ下を向いていた

「この国は「ゼイゼント」と言ってな 平和に満ちた国だったんだ。あのことが起きるまでは」

・・あのこと!? 何があったのだ・・とサクは思い顔をあげた

「・・昔 ラッシュ・グロウという闇の力を持った悪名高い魔法使いがいたんだ。

ラッシュはこの国を自分の物にしようと企み 次々と悪を生み出し

この国を 悪 と 闇に満ちた国にし始めた」

真剣な顔ではなしをしているロジックをサクはじっと見ていた

「しかし・・ラッシュの思惑通りには行かずある者がこの国をラッシュの魔の手から救ってくれた

   自分の命と引き換えに。」

その言葉にサクは ドクンッ と胸を打った

「そのままその人は息を引き取った──・・ そのあるものは英雄のウィザードと呼ばれていた」

(うぃ・・ウィザード・・) ウィザードという言葉に少し敏感になっていたサクは

心臓をドクドクさせながら話を聞き入っていた。

「セイゼントはまた平和な国に戻った 人々はそう思った が・・

     100年の時を果てた今 滅んだはずのラッシュがまた蘇ってきたのだ」

「! よみがえった!?」

それにはさすがに驚き声を上げてしまった 少し間をおくとロジックはまた話し始めた

「それが 今の現状だ昨晩の怪物だってラッシュが生み出したに違いない

   人々はいつ起こるかわからない闇の力に怯え始めた」

「しかしな・・あるとき 空の上から地上へお告げがあったのだ

    『地上にまたラッシュの闇の力が蘇ったとき ウィザード・・伝説のウィザードが

                      セイゼントを救いに来る・・ 』 と」

ロジックは、なおも話続けた。

「そうして俺たちは ウィザードを待ち続けた。 そうして来たのが サク、お前だったんだな。」

そしてロジックはサクを見た。 サクは何か考えたように顔をこわばらさせていた。

沈黙が続いた ロジックは話し終わりサクは何か困惑していたからだ。

と そのときロジックの家のドアが開き 男性が入ってきた

「村長〜! なんか 人手足りないので来てもらえませんかー!?」

「ぉぉお・・ ごめんごめん 今行くでな」

ロジックはそういうとサクのほうをちらっとみて 男性と一緒に外へ出て行った。

男性は手にかなづちをもっていた。 考えるとおそらく昨日の怪物が破壊した所を

修理しているのだろうと悟った・・。

サクは一人残っていた。 

何か外へ出たい気分になり ロジックの家を出て外へ行った。

案の定 家や小屋の修理を村人たちは行っていた

村人はサクが通るたびにサクを見ながらひそひそと話をしている

サクはなんの話をしているのかなんてもうすっかり分かっていた。

そこを早足で切り抜け 村の外れの川に行き

川の近くの草むらで腰掛けた。

 

サクはロジックに言われた言葉を思い出していた・・

(・・・自分はウィザード・・・ この国を救う・・・ウィザード・・・・)

サクは頭の中でとても混乱していた。

色々な疑問が頭を飛び交い 同時に何か不安をも感じた。

ここの国は日本とは違う・・・・・ それだけ確かに実感し

持っていた石を川に投げつけ ため息をついた。

「よぉよぉ〜 どうしたんだよ〜 浮かない顔して」

その時何か見覚えのある声が聞こえた。その声が聞こえたのは真上からだった

サクは上を見たすると・・・ 

「よ! ぇぇっと 八神・・・サク?だっけ んな浮かない顔してどうしたんだよ!」

サクは目を丸くした。 

それは人じゃなかったのだ・・・

羽根が生えてて飛んでいる 耳はとんがっていて 目は黒く 

頭にはターバンをまいた  ぬいぐるみのような生き物がサクに話しかけた。

その生き物はサクに近づき

「ん? どうしたんだ 目丸くして・・」

近づいたことに気づくとサク再度驚き

「!!んあぁ!!??  おま・・・な・・・何者!?

   なんでぬいぐるみが飛んでしゃべってん!?!?」

気が動転して後ろに身をひいた だって人形が飛んで喋っているのだから

 

「んだよ〜 人形じゃねぇっつーの!! 」

そういって人形らしき飛行物体は着陸し草むらにサクと同じように座った。

そうしてサクをじっと下から見た。

「おれはなぁ リック・クライン  お前の使い魔だ!」

リックと名乗ったぬいぐるみは笑顔でいった

「・・・・つ・・・使い魔?  な・・何それ!?」

ただサクはそのリックと名乗ったぬいぐるみらしきものをじっと凝視していた。

 

 

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ウィザード×ウィッチ4話読んでいただいてありがとうございます。  まじですいません

話が分け分からなくなってきてると思います。 力不足でマジですみません。

これから色々と?分かってくると思うので 気を長くしてお待ちください。

それでは今度は頑張って5話書きます  そいでわ

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